大台町と木食同源

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 町面積の90%を占める大台町の森林は、天然林広葉樹35%、人工林のスギやヒノキ57.8%で構成されています。近

年花粉症などの影響もあり、人工林は悪者にされがちですが、適正な管理を行った森(人工林)は多くの生き物の拠(よ)り所となっ

ており、大台町でもサワガニやカエル、リス、ウサギやカモシカなど数多くの生物を見ることが出来ます。また、スギやヒノキは木

材生産をしながら森林の更新(自然の力を借りた若返り)を行うという役割も担っており、その持続的な管理・循環を林業従事者の

みならず、地域社会全体で支えていくことが大切なテーマと考えています。
しかし、長引く木材価格の低迷や後継者不足はこうした循環を困難なものにしており、新たな木材利用の活路や、圏外需要を広めて

いくことが課題となってきました。
 「木食(きしょく)同源(どうげん)」は、それにあたり考えられた造語です。
 私たちは普段当たり前に自然から、見えない贈り物を沢山いただいています。森林は正にその主役。光と土の力で成長し、花や実

をつけそこに棲む生き物たちを育んでくれる。
森に降る雨は川に集まり、やがては海の生き物まで潤してくれる。
ひとも、森を生かし、そこから生まれるもので生きる(食べる)バランスを取ることは、巡り巡って全てのものを豊かにしてくれる

のです。その気付(きづ)きを、森と遠く離れた都市に発信することが、アンバランスな社会を整えるきっかけになるかもしれません


だから、かつての木と共にあった暮らしを見つめ直す、また、木の新たな価値を提案する。それが無理なく地域の生業(なりわい)を

支えていく。そんな理想が込められた造語(ことば)なのです。

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